秋風五丈原(30)- 横山光輝・漫画 三国志から学ぶ人生訓

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名著・漫画・横山光輝の三国志を読んで、その人物や出来事から個人的に得た人生訓を書いています。

秋風五丈原(あらすじ)

孔明が遂に倒れます。

孔明の死を知った司馬懿は、五丈原を攻めますが、司馬懿は孔明の人形に恐れて退却。

孔明の死後、魏延が謀反を起こします。

完全に内部崩壊した蜀は遂に最期を迎えます。

第三十回 秋風五丈原の巻から学ぶ人生訓

孔明に学ぶ

遂に孔明の天命が尽きます。

姜維は孔明に天に祈る払いの法をすすめますが、あと少しのところで、魏延の邪魔が入り失敗してしまいます。

孔明は姜維に二十四篇にもなる兵法の書物を授けます。

孔明にとって姜維が一番頼りになる存在だったことは間違いないですね。

また、馬岱は最後まで忠義の人で、孔明も信頼していました。

魏延が謀反を起こした時は、魏に降らないよう伝えます。

実際に魏延は翻意をひるがえしましたが、部下の馬岱が魏延を斬り、謀反を終結させます。

姜維に学ぶ

優秀な人材の少なくなった蜀において、孔明の意思を継いだ姜維は、北伐の兵を興すなど、ひとり奮闘します。

しかし、孔明でも成し遂げられなかった、魏の討伐は果たせず、最終的には蜀の内部崩壊により、魏に投降しました。

しかし最期まで必死で魏と戦った姜維の活躍は見事でした。

司馬懿に学ぶ

孔明の死を悟った司馬懿は五丈原を攻めます。

しかし、孔明は自分が死ぬ直前に、本人に似せた木製の人形を作らせており、その人形を見た司馬懿は震え上がり退却します。

実際には孔明は既に死んでおり、世に言う『死せる孔明生ける仲達を走らす』はいかに司馬懿が孔明を恐れていたかがよく分かる場面になっています。

司馬懿ほどの人物でも孔明には最後まで苦しめられました。

孔明と司馬懿の知恵比べは非常に見応えがあり、三国志の中でも面白い場面を数多く演出しました。

楊儀に学ぶ

孔明の死後、蜀の楊儀もまた人事に不満を持ちます。

死の直前、孔明は蔣琬を丞相に指名しますが、楊儀は本来なら自分が丞相となるはずだったと不満を爆発させます。

酒の上の言葉でしたが、その言葉が費禕に伝わり、楊儀は官職を剥奪され、庶民に落とされます。

その後、楊儀は自害。

何とも悲しい結末ですが、個人的には、仕事の優劣はポジションではなく、仕事の質だと考えるので、楊儀は仕事に邁進することに努めれば良かったと思いますが、これもまた人の性というものでしょうか。

曹叡や曹爽一族に学ぶ

孔明亡き後、魏の曹叡は次第に政治が疎かになり、民には不満が充満し始めます。

しかし、悪政を諌めるものは殺され、次第に魏にも暗雲が立ち込めます。

曹叡は病に倒れ、死去。

その後、曹操が亡くなったの時のような骨肉の権力争いが始まります。

帝位に即いた曹芳はまだ8歳で政治ができません。

曹爽一族は力のある司馬懿や司馬昭、司馬師を実質的に兵馬の権を剥奪し、司馬懿には力のない名誉職を与えます。

しかし結局、司馬懿のクーデターのために、曹爽一族は財産を没収されたり、処刑されてしまいました。

劉禅に学ぶ

劉禅は相変わらず日夜酒浸りで、次第に諫言する人間を失い、耳に優しい言葉を言うものだけを信用し、蜀は内部崩壊していきます。

その状態を見た魏の司馬昭は蜀に兵を向けます。

姜維や諸葛亮孔明の子、諸葛瞻らの頑張りもむなしく、蜀は滅亡します。

囚われた劉禅は、洛陽で安楽公という地位に封じられましたが、最後まで平和ボケした状態で周囲を困らせたようです。

まとめ

蜀の滅亡はあっけないものでした。

蜀が滅亡して思うのが、やはり孔明の力が絶大であったこと。

思えば、劉備が力を持ち始めたのは三顧の礼で諸葛亮を得て、天下三分の計を立ててからでした。

また、劉備亡き後も、孔明は何度も魏を脅かし、あと一息という場面もありました。

最後は孔明の死で蜀は、内部からガラガラと音を立てて瓦解してしまいます。

『栄枯盛衰は世の常』とはいいますが、三国志は様々な出来事や人物から多くのことを教えてくれます。

最後に

遂に、漫画・横山三国志の30巻を読み切り、記事にしました。

駆け足で30巻読み、自分の思ったこと・学んだことなどを書きました。

読んだことを自分の言葉とするのは、なかなか思った以上にタフなことだな~と感じました。

また、正直なところ、読み込みが浅かったりした部分も多いですし、まだ深く理解していない箇所などもあります。

そういう点はまた後に再度読み返し、加筆修正するとします。

それにしても、やっぱり三国志は面白いと思いました。

また、単におもしろいだけでもないなとも思いました。

私が以前三国志を読んだのは、まだ自分が幼い時だったのですが、こうして40過ぎの(いい)大人になって、なお、学ぶことの多い漫画だな~と感じます。

世の中には面白い漫画は多いと思いますが、こうして人生まで教わる漫画はそうそうないんじゃないかと思います。

こうして久しぶりに読み終えましたが、これからもまた何度か読むことになりそうです。

三国志をまだ読んだことのない方、もしくは以前読んだことはある方も、是非何度でも読んで頂きたい、三国志はそんな私のオススメの漫画です。

(前の巻)祁山の戦い(29)

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にちこれブログについて

にちこれブログを書いている人

筆者:40代男 一児の父

居住:福岡県

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