祁山の戦い(29)- 横山光輝・漫画 三国志から学ぶ人生訓

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名著・漫画・横山光輝の三国志を読んで、その人物や出来事から個人的に得た人生訓を書いています。

祁山の戦い(あらすじ)

呉が魏と同盟を結んだという李厳の手紙を読んだ孔明は退却します。

孔明は魏延の言動に苦悩し、魏延を除くことを考え始めます。

また、呉は蜀の求めに応じて魏を攻めますが、魏を脅かすまでには至らず、帰国します。

第二十九回 祁山の戦いの巻から学ぶ人生訓

張郃に学ぶ

孔明が退却するのを知り、張郃は司馬懿に進言し、追撃を願い出ます。

しかし、そこには孔明の周到な計略が仕掛けてあり、張郃は策にはまり死にます。

張郃は魏にあって、勇猛で司馬懿にとってもかなり大切な人材であったために、魏軍にとっては大きな痛手となりました。

李厳に学ぶ

蜀の重臣・李厳は遠征の際に兵糧の調達に苦労します。

もし食糧を期日通りに届けられなければ斬罪となるために、李厳はあえて、呉と魏が同盟を結んだと偽ります。

このことで、孔明は漢中へ引き返さなければならなくなりました。

小さなところからも、蜀軍のほころびが見え隠れしますね。

孔明に学ぶ

蜀の地を離れすぎたと感じた孔明は、戦場を離れ、内政の拡充に着手します。

これにより、国は豊かさを取り戻します。

孔明は再度魏を攻めますが、自分の年齢を考え、焦りがあったことは確かですね。

また、配下の魏延が次第に露骨に孔明の批判を繰り返すようになり、孔明はこのことに頭を悩まします。

木牛流馬の開発をしたのも孔明ならではで面白いですね。

魏延に学ぶ

魏延は蜀にあって、勇猛さでは群を抜く人ではありましたが、昔から孔明は魏延に『反骨の相』があると見ており、それが今まさに、大きな足かせとなり始めました。

魏延の態度を見るに見かねた孔明は、計略で司馬懿を誘い出し、火攻めをします。

その中には魏延もおり、司馬懿もろとも魏延をなき者にしようという計画でした。

しかし、折からの雨で、司馬懿も魏延も生存し、孔明の謀は失敗に終わりました。

馬岱に学ぶ

孔明の策の失敗で魏延は生き残りました。

怒った魏延は孔明の元に駆け寄ります。

孔明は魏延が司馬懿のそばにいるのに、火をかけたということで馬岱を責め、五十回の鞭打ち刑に処しました。

馬岱は納得いきませんが、孔明の使者が後からやってきて、「魏延を除くつもりであった」ことを伝え、馬岱への仕打ちは魏延を謀反に導かないためだと説きます。

それを理解した馬岱は、孔明の苦悩を察します。

また、魏延は一兵卒に格下げされた馬岱を部下としたいことを孔明に頼みます。

馬岱は内心は大変嫌悪感があったはずですが、国のことを思い、それを承諾します。

馬岱という人も忠義の人で、大変好感のもてる人物ですね。

孫権に学ぶ

蜀の孔明は魏を倒すために、呉を動かします。

蜀は費禕を使者とし、魏を動かすことに成功します。

その際、孫権は、蜀の人材のことに触れており、魏延の反骨の相や、人材が小粒であることに触れています。

孫権は年を重ねるに従って、大人物へと成長していったのがよく分かるエピソードですね。

まとめ

この巻では魏は張郃を失い、蜀は関興を失います。

孔明は一時、国力の充実を図り、再度魏に攻勢をかけます。

しかし、蜀の人材不足は益々深刻になっていく一方で、孔明の苦悩は続きます。

(前の巻)孔明の帰国(28)

(次の巻)秋風五丈原(30)

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にちこれブログについて

にちこれブログを書いている人

筆者:40代男 一児の父

居住:福岡県

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