出師の表(25)- 横山光輝・漫画 三国志から学ぶ人生訓

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名著・漫画・横山光輝の三国志を読んで、その人物や出来事から個人的に得た人生訓を書いています。

出師の表(あらすじ)

孔明は南蛮の藤甲軍・兀突骨にわざと十五回負け、狭路に相手を誘い出し、仕掛けていた地雷で相手を倒します。

孟獲を7度放ち、遂に孔明は孟獲を心服させ、成都に帰還します。

その年、魏の曹丕が病に倒れ、曹叡が皇帝に即位します。

司馬懿は一線を画するために、一旦西涼に逃れます。

孔明は、出師の表により、蜀の孔明は魏の討伐へ向かいます。

第二十五回 出師の表の巻から学ぶ人生訓

孔明に学ぶ

南蛮の兀突骨が率いる藤甲軍を地雷で倒した孔明でしたが、自分で用いた戦術とは言え、烏戈国の人間を根絶やしにしたことに対して、悲しみ涙します。

いままでは賢明で、クールに見えた孔明も、丞相として蜀軍を指揮する姿は人間味がとても溢れていて、好感が持てます。

また、南蛮平定後、蜀に帰還する際に、河が荒れ渡ることができなかった時に、孟獲が49の人頭を供えれば、川が治まると進言しました。

しかし、孔明はそのような悪い風習は止めるべきだと考え、牛馬の肉を丸め、小麦粉をこねてかぶせた『饅頭』を作り、川に供えることを考え実行します。

饅頭の始まりが孔明のアイデアということを知らない人は多いですよね。

孟獲に学ぶ

諸葛亮孔明に七度も捕らえられた孟獲ですが、最終的には孔明に完全に服従します。

まさに『心服』させられました。

孔明の凄さを心から実感した孟獲は、南蛮国の統治を任されることになります。

完全に心をわしづかみにされた孟獲は、孔明が帰途につく際、濾水の畔まで見送り、最後は本当に名残り惜しい表情を見せます。

何度も孔明に歯向かった孟獲とは思えない態度で、人は心から服従するとこのような態度を取るようになるものなんですね。

それにしても、七度も釈放した、孔明の忍耐強さはすごいとしか言いようがないですね。

司馬懿に学ぶ

曹丕が死に、司馬懿は一旦都を離れ、西涼に向かいます。

彼自身、蜀に目を向けているという意思表示であり、また魏の中央から身を避けたいという気持ちがありました。

しかし、馬謖の計略により魏の曹叡は司馬懿を郷里に追放してしまいます。

馬謖に学ぶ

聡明な馬謖は司馬懿が西涼に移動したことを蜀の脅威と捉えます。

その司馬懿を叩くために、馬謖は孔明に曹叡を欺き、司馬懿謀反の噂を流すよう進言します。

これにより司馬懿仲達は郷里に追放されてしまいます。

馬謖の計が見事に成功しました。

孔明も後継者として一目置く存在として馬謖の存在は大きくなりはじめました。

姜維に学ぶ

孔明の北伐に際して、立ちはだかったのは若武者・姜維でした。

彼は、孔明が安南城を攻めた際に、天水城の太守の馬遵に進言し、城を出ずに城を守ることを進め、孔明に伏兵があることを見抜きます。

見事に孔明の策を見抜いた姜維は、策を逆手にとり、孔明を破ります。

実にこれが孔明にとって初めての敗戦となりました。

最終的に、孔明の離間の計により姜維は敗れ、蜀に投降しますが、彼の武勇・智略は今後の蜀にとって大きな力となりました。

まとめ

孔明は南蛮の平定に成功し成都に帰還。

長年活躍した馬超も病に倒れ、また魏の皇帝、曹丕も倒れました。

曹丕の在位は7年と短かったのですね。

この巻の前半は、孔明の南蛮平定の際の活躍ぶりが見ものです。

それに、孟獲の孔明への心服ぶりも見応えがあります。

中盤から後半は、馬謖の智略、司馬懿の追放、姜維の登場と、新しい時代の幕開けを予見させます。

(前の巻)孟獲侵攻作戦(24)

(次の巻)街亭の戦い(26)

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にちこれブログについて

にちこれブログを書いている人

筆者:40代男 一児の父

居住:福岡県

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