蜀呉の死闘(22)- 横山光輝・漫画 三国志から学ぶ人生訓

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名著・漫画・横山光輝の三国志を読んで、個人的に得た人生訓を書いています。

蜀呉の死闘(簡略)

魏では強制的に献帝を排し、曹丕は皇帝に即きます。

また、蜀では、関羽の死で失意の日々を送る劉備の下で玉璽が発見されます。

孔明は劉備に皇帝を名乗るよう進言し、劉備はこれを渋りながらも受諾します。

また、関羽の弔い合戦に燃える劉備は呉を攻めます。

蜀の前に立ちはだかったのは呉の書生、陸遜でした。

第二十二回 関羽の不覚の巻から学ぶ人生訓

司馬懿に学ぶ

魏が献帝を排し曹丕を皇帝に即ける際に、司馬懿は、簡単に帝位に即かないように進言します。

理由は、曹家が帝位を奪ったと世間にそしられないようにするためで、天子がみずから玉璽を譲るようにしむけました。

司馬懿は天下が納得する形で曹丕を帝位に即かせるようつとめました。

劉備に学ぶ

劉備は皇帝に即いてのち、関羽の弔い合戦のために、周囲の反対を押し切って呉の孫権を攻めます。

劉備が弔い合戦を始めたのは、ある意味心情的にも仕方がなかったような気もしないでもないです。

しかし、関羽や張飛が死ぬ原因となった糜芳や傅士仁、潘璋、范彊、張達などが死に、仇を討てたはずですが、それでもなお呉を攻め続けたのはちょっとどうかなと個人的には疑問です。

結局、呉の反撃を受け、蜀は敗走します。

全体的に、蜀の将たちはこの時期、大変気がせいていた気がします。

劉備自身も自分の年齢などを考えて、焦りがあったのかもしれないですね。

呉との戦いの後、劉備はその生涯を白帝城で閉じます。

劉備という人は桃園の誓い編(1)から自身の最期まで仁義を貫き通した人という印象で、ある意味生き方が不器用な反面、そのために人がついてきたんだと感じます。

張飛に学ぶ

関羽の弔い合戦に燃える張飛は、気がせいてしまったのか、部下に無理難題を押し付け、部下に暗殺されてしまいます。

張飛の智略(19)では随分大人になった張飛が見られたはずですが、関羽の死で自分にも得体の知れない焦りが出たのかもしれないですね。

張飛らしい最期とも言えますが、関羽と張飛の両者は部下の裏切りに遭い死期を早めた点を見ると、少し自分の気持ちを人に押しつけ過ぎた面があったのかなとも思います。

黄忠に学ぶ

黄忠は、若い関興や張苞の活躍を見て、いつもの負けん気を出します。

しかし無謀な戦を試みて無残にも敗れ、命を落としてしまいます。

その負けん気があったからこそ、長い間活躍できたはずで、そういう点を見ると、ここが黄忠の天命だったのかな~と思います。

陸遜に学ぶ

呂蒙がその才能を認めて重用した陸遜がここでも登場します。

蜀の大軍に攻められた呉は万事休すの状況でした。

しかし、周瑜、魯粛、呂蒙の死んだ呉にはそれを防ぎきれる人材が見当たりません。

呉の闞沢は孫権に陸遜を使うよう進言します。

孫権はその進言に従い陸遜を大都督に任じます。

無名の書生・陸遜を使うことに反対する者多数いました。

陸遜の実力を信じない者が多い中、陸遜はその実力をいかんなく発揮し、劉備の大軍を退けます。

大変な状況下でも、冷静な判断で時間を効果的に使い、一気呵成に火計を仕掛け、劉備軍を倒したのは見事でした。

また、蜀を追撃する際に孔明に十分な備えがあることを見抜き、蜀軍の追撃を止め、曹丕率いる魏の攻撃に備えた機智も見事でした。

まさに陸遜が呉を救ったと言っても過言ではないですね。

馬良に学ぶ

劉備は仇を討った後も呉を執拗に攻めることに関して諫言します。

また、劉備自らの立てた作戦に問題があるとし、孔明に一度相談すべきと進言するも、劉備はこれを聞き入れず大敗します。

もし馬良の諫言を劉備が聞いていたらと思う場面でした。

まとめ

この巻では、劉備の他に、蜀の五虎大将の張飛や黄忠、呉の甘寧も亡くなります。

人の一生の儚さを感じる巻です。

個人的には孔明の仕掛けた石兵八陣が印象的で、周瑜が昔、赤壁の戦いで孔明の才能を恐れたように、陸遜も孔明を恐れた象徴的な場面でした。

(前の巻)関羽の不覚(21)

(次の巻)孔明の南蛮行(23)

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にちこれブログについて

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筆者:40代男 一児の父

居住:福岡県

20代前半にアジア一人旅(4ヶ月)をしました。その時滞在した国は11カ国。その後、2001年から海外移住(タイ)生活を3年半ほど経験。伸び盛りのアジアの国々を肌で体感しました。ウェブのことは2001年から友人のドイツ人の家に入り浸って習得。趣味はテニスです。

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