漢中王劉備(20)- 横山光輝・漫画 三国志から学ぶ人生訓

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名著・漫画・横山光輝の三国志を読んで、個人的に得た人生訓を書いています。

漢中王劉備(簡略)

夏侯淵を失った曹操は自らが出陣して蜀軍と戦います。

魏軍の二十万は、趙雲の守る砦を攻めますが、趙雲の策謀で曹操を退けます。

曹操の攻勢を退けた劉備は遂に、漢中王を名乗ります。

魏は呉を動かし、蜀の力を弱める方策をたてます。

遂に魏・呉・蜀みつどもえの戦いが始まります。

第二十回 漢中王劉備の巻から学ぶ人生訓

趙雲に学ぶ

曹操との戦いで黄忠を助け、また、自身も曹操の大軍を前に、一人で砦の前に立ちはだかり、伏兵を忍ばせて曹操軍を退けます。

趙雲は蜀にあってなくてはならないほど大きな存在だったことが随所に見られます。

蜀の縁の下の力持ちですね。

徐晃に学ぶ

武力に自信のある徐晃は、副将の王平の諫言を受け入れず、趙雲と黄忠に背水の陣で挑みます。

案の定、徐晃は蜀軍に完膚なきまでに打ち負かされ敗走。

援軍をよこさなかった王平を徐晃は斬ろうとします。

王平はそんな徐晃を見限り、劉備に降ってしまいます。

せっかくの王平の助言を聞き入れる度量のなかった徐晃の失敗でした。

曹操に学ぶ

曹操は『孟徳新書』という兵法書を自ら書くほどの兵法家でしたが、孔明の前ではその智は活かされませんでした。

背水の陣を敷く蜀軍に対して、曹操は何か策があると不安になり、積極的な攻めができずに、逆に蜀軍に攻勢をかけられます。

曹操ほどの智者でも孔明には敵わなかったということですね。

楊修に学ぶ

蜀との戦いで窮地にあった曹操は、夕食の際、夜の警備の合図を夏侯惇に『鶏肋(けいろく)』と伝えます。

それを聞いた夏侯惇は夜警たちに合図は『鶏肋』と伝えます。

それを聞いた魏の智者・楊修はすぐに意図を組み、軍を都に引き上げる準備にとりかかります。

楊修による軍の撤退の話を聞いた曹操は、怒りを露わにして、楊修を斬ってしまいます。

楊修はこの他にも曹操の気持ちを先に汲みとったことが何度かあり、曹操にしてみるとそれが逆に気に食わなかったようです。

このような優秀な人物を斬ってしまった曹操は後に蜀に敗れて敗走することになります。

楊修自身もおそらく曹操に気に入られない何か要素があったんだろうなと推測しますが、それを受け入れられなかった曹操も残念ですが、こればかりは仕方がないですね。

司馬懿に学ぶ

遂に司馬懿の登場です。

司馬懿は、蜀を弱らせるために、呉を動かすことを進言します。

魏は今後、司馬懿の活躍が待たれます。

龐徳に学ぶ

龐徳は元々、西涼の馬超の副将でした。

馬超の逆襲(16)の巻を参照。

その馬超は蜀の劉備の下にいます。

魏が蜀の関羽を攻める時に、魏の武将らは曹操に、信用のおけない龐徳を重用しないように進言します。

しかし、龐徳は自ら棺を持ち、関羽と対戦し、その決意を示します。

龐徳は結局、関羽に捕まり斬られますが、最期まで人を裏切らない人格者で、三国志の人物の中でも好感が持てます。

于禁に学ぶ

関羽と戦いで援軍の指揮を任された于禁は、龐徳の意見を受け入れきれずに、自滅の道を歩みます。

また、龐徳の活躍をおもしろく思わない気持ちもあり、それが指揮を誤らせてしまったようです。

まとめ

魏呉蜀の三国のみつどもえの戦いが始まりました。

この巻で特に個人的に印象の強い部分は、関羽の奮闘です。

孔明などの圧倒的な智者のいない荊州において、関羽の活躍は目覚ましいものがあります。

華佗が関羽の手術をする場面も印象的です。

魏に司馬懿が台頭し、呉には陸遜が登場し、三国志はますます混迷を深めます。

(前の巻)張飛の智略(19)

(次の巻)関羽の不覚(21)

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にちこれブログを書いている人

筆者:40代男 一児の父

居住:福岡県

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