孔明の大論陣(12)- 横山光輝・漫画 三国志から学ぶ人生訓

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名著・漫画・横山光輝の三国志を読んで、個人的に得た人生訓を書いています。

孔明の大論陣(簡略)

曹操に寝返った蔡瑁のおかげで、襄陽を離れることになった劉備は、江陵の地に逃れます。

しかし、曹操の軍勢が劉備を襲い、劉備は江陵をも失います。

勢いづく曹操は呉の孫権を降伏させる準備にとりかかります。

呉の孫権は降伏か抵抗かで内部で大きな論争が勃発し、大いに悩みます。

しかし周瑜の決断により、呉の孫権は開戦を決めます。

第十二回 孔明の大論陣の巻から学ぶ人生訓

趙雲に学ぶ

曹操の大軍勢に襲われた趙雲は、劉備の奥方と息子の阿斗を助けるために、奔走します。

しかし、劉備夫人は足手まといになることを嫌い、自害してしまいます。

それでも劉備の息子の阿斗を背負って、一人で曹操軍を突破し、劉備の元に無事帰ります。

劉備はこの忠義の士に「子供はまた生めば得られるが、良き将はまたと得られる」といい、命を張った趙雲を労います。

孔明に学ぶ

衰えた劉備軍の力を取り戻し天下三分の計を実現するため、孔明は、曹操と孫権を戦わせるように働きかけます。

孔明はまず、使者の魯粛に、孫権と劉備が力を合わせて曹操を討たなければならないと説きます。

また、孔明は決死の覚悟で自ら呉に赴き、孫権を説き伏せます。

この間、呉の重臣の張昭らの交戦反対論を退けるために、孔明はひとり舌戦を繰り広げます。

降伏か交戦かで迷う孫権は、都督の周瑜に相談し、周瑜は降伏を考えるも、孔明の巧みな言葉で、開戦を決意します。

また、周瑜は孔明の才能を恐れ、孔明を除くために、孔明に10日で十万の矢を作ることを命じ、もしできなかったら、孔明を打首にする計画を立てます。

しかし、孔明は奇略を使い、こともなげに、3日で十万本の矢を集めてしまいます。

孔明は呉の鬼才・周瑜をも軽々と手球に取ってしまいます。

孔明は頭の良さだけでなく、洞察力や人を観る眼がものすごい人だったということが、この章からもよくわかります。

周瑜から学ぶ

周瑜は孔明の慧眼と智慮を畏怖します。

何度か孔明の殺害を企てるも、失敗します。

自信家の周瑜が、孔明の才能に対する嫉妬に似た感情がそうさせたのかもしれませんね。

また、逆に、周瑜の才能を発揮した場面もありました。

周瑜は、曹操軍の水軍の視察をした際に、思ったより曹操軍が手強いことを知ることになります。

その際に、曹操の使者で周瑜を訪れた旧友の蒋幹を上手に利用し、彼に計略をかけ、曹操の水軍司令の蔡瑁を謀反の罪で殺害しました。

この計略は見事でした。

水軍の蔡瑁を除くことで、水に不慣れな曹操の水軍の力がぐっと弱まることを計算に入れた計が成功しました。

このため、孫権と劉備のその後の展開が随分楽になったのは事実ですね。

まとめ

この章では、孔明vs呉の重臣の知恵比べが見ものです。

呉には張昭や、魯粛、諸葛瑾、周瑜など智者揃いにも関わらず、孔明一人のために、曹操との開戦を決意することになります。

孔明にとってはまさに、理想の形を作るお膳立てが出来上がりました。

(前の巻)孔明の出廬(11)

(次の巻)赤壁の戦い(13)

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にちこれブログについて

にちこれブログを書いている人

筆者:40代男 一児の父

居住:福岡県

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