呂布の末路(7)- 横山光輝・漫画 三国志から学ぶ人生訓

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名著・漫画・横山光輝の三国志を読んで、個人的に得た人生訓を書いています。

呂布の末路のあらすじ(簡略)

曹操は、不穏な動きを見せる張繍と劉表を討つべく、南陽に兵を向けます。

しかし、張繍を攻略の最中に袁紹が都を攻め、あえなく曹操は退却します。

群雄割拠の時代に曹操は活路を見出すために、劉備と手を結び、呂布を攻めることを決断します。

第七回 呂布の末路の巻から学ぶ人生訓

曹操に学ぶ

張繍と劉表を討つべく、南陽に出陣した際に、暑い行軍の中、水がなく疲弊する兵に向けて、「この山を越えると梅の山がある」と言い、兵は梅を思い浮かべ、喉の乾きを忘れます。

有名なくだりですが、機知に富んだ曹操ならではの言葉ですね。

また、この章でも、曹操は四方の敵からのリスクをしっかり把握しながら、自分の勢力を拡大していく姿は天才のなせる業ですね。

賈詡に学ぶ

曹操の南陽攻略の際に、曹操の作戦を見事に見破り、曹操軍を撃破します。

賈詡の知略の能力の高さが覗える一場面です。

荀彧に学ぶ

また天下統一を目指す曹操は、じっとしていては滅ぶことを悟り、袁紹を攻めることを荀彧に相談します。

荀彧は曹操の案に賛成します。ただ、賛成するだけではなく、時を見て、呂布と袁紹を戦わせることを進言します。

この辺りの荀彧の機と情勢を見る眼は確かですね。

劉備に学ぶ

曹操と呂布を攻めることを計画していた劉備は、計画が漏れあべこべに呂布に攻められ小沛を失い兵は四散します。

追っ手から逃れる劉備は偶然出会った村民から食糧の施しを受けます。

その後も何度も村民から食糧の施しを受け、劉備は窮地から救われます。

日頃の徳政のおかげで劉備は自分の身を助けることになります。

陳珪・陳登親子に学ぶ

陳珪・陳登親子は劉備を徐州に戻すために、呂布を倒す綿密な計略を巡らせます。

呂布を欺き、陳宮を欺いて同士討ちさせる知略などは見事です。

陳宮に学ぶ

下邳城を囲まれた呂布は、冬の到来で曹操の軍が退却するのを待つことを考えます。

しかし、陳宮は疲労している曹操軍を打って出て攻撃することを提言します。

呂布はその提言を受け入れません。

また陳宮は掎角の計で曹操を攻めることを提言して、呂布は一度は承諾するが、妻の言葉で疑心暗鬼になり、掎角の計を取りやめます。

このような有能な部下がいても、呂布はそれを使いこなすことができませんでした。

侯成に学ぶ

城攻めに遭った呂布軍は次第に疲弊していきます。

そんな中、忠義の士、侯成は疲弊する兵を見て、イノシシを狩り、酒を振る舞い、元気づけ、一時の憂さを晴らすよう行動します。

しかし、その行動が逆に呂布の逆鱗に触れ、鞭打ちの刑を受けます。

結局呂布を見限った侯成は曹操の軍門にくだります。

追い詰められた呂布は、このような忠義の人からも、見放されてしまいました。

呂布に学ぶ

呂布は確かに勇猛で強い人だったけれども、やはり人に背き、人を裏切り続け、結局最後は、部下の裏切りによって、最後を遂げることになります。

因果応報とはこういうことをいうのでしょうか。

呂布にも良い部分はあったが、それにも増して、人の意見や情勢に右往左往した印象が強いですね。

彼が冷静で大局を見極められる人物だったらと思わなくもないですが、それでも三国志の前半は彼抜きでは語れないですね。

まとめ

乱世も随分混迷を深めてきました。

あちらで同盟を結んだかと思えば、今度はこちらでというように、めまぐるしく情勢が変わります。

乱世では昨日の友は今日の敵のようになるのは日常茶飯事なんですね。

それにしても、人の心の動き(メンタル)、特に喜怒哀楽が情勢を左右するということを、この章では特に教えられます。

(前の巻)南陽の攻防戦(6)

(次の巻)曹操の智謀(8)

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にちこれブログについて

にちこれブログを書いている人

筆者:40代男 一児の父

居住:福岡県

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