呂布と曹操(4)- 横山光輝・漫画 三国志から学ぶ人生訓

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名著・漫画・横山光輝の三国志を読んで、個人的に得た人生訓を書いています。

呂布と曹操のあらすじ(簡略)

袁術に私怨を利用された呉の孫堅が荊州の劉表を攻めるため挙兵をして身を滅ぼします。

都・長安では王允が貂蝉を使い、董卓を滅ぼします。

董卓の死後、曹操は力をつけ、鎮東将軍に任じられ、有能な兵や将を次々に得ます。

第四回 呂布と曹操の巻から学ぶ人生訓

劉備に学ぶ

桃園の誓いから、数々の戦(いくさ)で活躍するも、陽の目を見なかった劉備たちも、遂に認められ、正式に、平原の相に任じられます。

結果がでなくても、諦めず、腐らずに続けることの大切さを教えられます。

また、公孫瓚の配下にあった趙雲が劉備に士官を申し出るが、今はまだ劉備の配下に就くべきではなく、公孫瓚にまず報いるべきことを説いたことは、公孫瓚に対する、素晴らしい配慮だと思いました。

孫堅に学ぶ

経済的にさほど豊かではない袁術は、兄の袁紹から援助を受けられず、また荊州の劉表にも経済援助を頼むが、それも断られます。

怒った袁術は、呉の孫堅に劉表を撃つように仕向けます。

孫堅は以前、董卓討伐の際に、汜水関の戦いで破れ、劉表に追撃されたことの恨みを忘れず、劉表を攻めることにします。

私怨のために戦をすべきではないと説く孫静の諌めを聴くことなく、戦いを挑みます。

善戦はしたものの、兵の疲労を顧みず、戦を続けたことで孫堅は破れます。

冷静な戦力分析をせず、いくさを私怨で始めてしまうことの怖さの教訓を得られますね。

董卓に学ぶ

強権政治により、彼に換言する者がいなくなり、ますます謀反の心を内に秘めた人物が増えます。

そんな中、国家の元老・董允は董卓の政治を嘆き、どうにか董卓を殺害できないものかと考えていました。

そこで、董允は養女であった絶世の美女の貂蝉(ちょうせん)を使い、董卓と呂布を貂蝉の虜にして、互いに嫉妬させ、お互いを争わせ、董卓を殺害することを思いつきます。

世の男は単純なもので、董允の計略は見事に成功し、董卓を討伐することに成功します。

望むものはほとんどすべて手に入れた董卓だったが、女性ひとりに振り回されて身を滅ぼしました。

このことから、必要以上の色欲を持つと、身を滅ぼすという、教訓を得られますね。

絶世の美女ならなおさらですね。

李儒に学ぶ

董卓が貂蝉に溺れているのを見て、女性ひとりのために帝の地位をみすみす逃さないように進言します。

李儒は楚国の荘王の絶纓(ぜつえい)の会を引き合いに出しました。

内容は、宴席の際に、灯火を消した際に、暗闇のドサクサに紛れて、荘王の寵姫に誰かがキスをしたのを荘王は咎めなかった(探さなかった)ことで、荘王が、後のいくさで死に目に遭った際に、その人物が荘王を救ったという話です。

快く呂布に貂蝉を与えれば、後に呂布はその恩に報いてくれると李儒は董卓に伝え、董卓は貂蝉を一時は諦めました。

この辺りにも李儒の頭の良さが見られます。

呂布に学ぶ

勇猛だけれども、他者の言葉をそのまま信じて、自分の都合のいい考えをしてしまい、世話をしてくれた董卓を殺し、さらに、恋い焦がれた貂蝉まで失うことになり、更には、長安を失い、自分の領土を失うことになります。

情報に惑わされて、行動に首尾一貫性がないところが彼の欠点ですね。

曹操に学ぶ

董卓が倒された後、曹操は再発した黄巾賊を討ち、朝廷に鎮東将軍に命じられます。

また降伏した賊軍や領民を兵に加えることで、情勢にのり、勢力を拡大することに成功します。

ここでも、時勢を見る眼の鋭さが光りますね。

また、冷徹と見られやすい曹操ですが、父の曹嵩を自分のところに連れてくるように命じますが、途中、陶謙の部下に殺されます。

怒った曹操は陶謙討伐に向かいます。こういうところを見ると、実は親孝行な部分と、熱しやすい部分もあったということがわかりますね。

ただ、私怨から始めた戦(いくさ)はここでも成功しませんでした。

まとめ

この章では特に、董卓の短い栄華と盛衰が見どころですね。

董卓は『驕れる者は久しからず』を地で行く人で、やはりこの人も、自分の私利私欲のために自滅した人ですね。

また、呂布の情報に右往左往する姿を見て、自分の考えがない人は情報に左右されやすいことがよくわかります。

また、状況を冷静に把握することなく、私怨を優先すると良くない面が出ることがこの章からわかります。

(前の巻)董卓討伐軍(3)

(次の巻)徐州の謀略戦(5)

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にちこれブログについて

にちこれブログを書いている人

筆者:40代男 一児の父

居住:福岡県

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