桃園の誓い編(1) - 横山光輝・漫画 三国志から学ぶ人生訓

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小学生の頃、横山光輝さんの三国志を読み始めました。

それから、10代に何度となくこの漫画を繰り返し読みました。

この漫画は不思議と繰り返し読んでも飽きないんですよね。

最近また、40代になって、ふと読みたくなり、数冊購入して、読み返してみました。

年を重ねてから読んでみた感想は、以前読んだ時と同じような新鮮な気持ちと、色んな発見があり、三国志はやっぱり奥が深いな~と感じました。

三国志には色んなタイプの人間が登場し、それぞれが、いろんな人生を演じるので、読んでいて面白いし、それぞれの心の機微や小さな心の変化から起こる出来事に着目するのも楽しみのひとつです。

三国志の人物のドラマは、読む人に人生の処し方などを教えてくれます。

昔は『希望コミック』で読んでいたのですが、新たに購入した『潮漫画文庫』のものを読みながら、人物や出来事から、人生訓を見つけていきます。

巻数は少ないですが、内容は『希望コミック』の横山光輝 三国志(全60巻)と変わりはないようです。

全部で30巻あるようなので、30巻分、記事としては、30ページほどの分量で書きます。

初めてこのブログで連載のようなカタチで書いてみようと思います。

三国志(第1話~第30話)を一話ずつ感じたことを書いています。

あくまで個人的見解なので、参考程度にとどめて下さい。

また三国志演義などとは人物の設定が違うので、あくまでも、こちらは『潮漫画文庫 三国志』を読んだ、個人的な人生訓です。

桃園の誓いのあらすじ(簡略)

中正元年(今から1800年以上前)の中国の話。

劉備は茶を求めて洛陽船を待つ場面から始まります。

その時に黄巾賊に出会い、乱れきった世の中を肌で感じます。

芙蓉姫と出会い、張飛に救われて、関羽と三人で桃園の誓いを結びます。

無所属の部隊ながら、義勇軍として劉焉軍に参加し、黄巾賊を撃破。

その後も張角の弟、張宝を倒すなど大活躍をします。

また、劉備は曹操とも対面し、将来のライバルの存在を強く感じます。

第一回 桃園の誓いの巻に学ぶ人生訓

※潮漫画文庫の漫画 横山光輝・三国志を読んで書いています。

張角に学ぶ

乱世において、黄巾賊は、張角によって起こります。

張角は南華仙人に『太平要術』という書物を授かります。

張角は才覚もあり、当初は庶民に慕われていたが、権力を持つにつれて、少しづつ慢心が始まり、リーダーとしての正しい「志」、「理念」が欠如していったために、後に黄巾賊は暴徒化・盗賊化してしまったんじゃないかと思いました。

劉備に学ぶ

劉備は、貧しい生活の中、母親を喜ばせようと、当時貴重な洛陽のお茶をお土産として買います。

しかし帰途の際、黄巾賊の馬元義に、劉家の剣とお茶を奪われ、石堂に閉じ込められます。

何とかお寺の和尚に助けられた劉備は、県の領主の娘である芙蓉姫を連れて逃げ出します。

劉備は黄巾賊に追われますが、張飛がそれを助けます。

その恩に応えるために、劉備は張飛に劉家の伝家の宝刀を譲ります。

何とか無事に母親の下に帰った劉備でしたが、母は劉備が王家の剣を張飛に譲ったことに怒り、せっかく買ってきた貴重なお茶を池の中に投げ込みます。

劉備は母親から『漢の景帝の血筋として志を持って生きること』をこんこんと説かれます。

劉備は貧しい暮らしをしていくうちに、我が家の幸福だけを考える人間になってしまった自分に後悔し、反省します。

この場面から、志を高く持つ大切さを学べます。

また、母親の毅然とした態度からも学ぶところがありますね。

劉備たちが義勇軍として立ち上がった際に、民衆は乞食の軍が来たと笑いましたが、その堂々とした風格を見た群衆からは笑いが消えたというところにも、劉備たちの覚悟が見て取れますね。

張飛に学ぶ

張飛は勇猛で向こう見ずな人間だけれども、情に厚く、劉備の人徳の高さをすぐに見極めたという面では、人を見る目があったのかもしれないですね。

関羽に劉備のことを話した時に、関羽からは漢の景帝の末裔の話はデタラメだと一蹴されますが、張飛は劉備が本物だと確信していました。

また張飛と関羽は劉備の母と対面した際に、その威厳に満ちた立ち姿に敬服しました。

関羽に学ぶ

桃園の誓いで主従の誓いを結んだ三人の下へ、農民の義勇兵が続々とやってきます。

その際に、「将たる者の命令を守ること」、「目の前の利益に惑わされずに大志を持つこと」、「自分のことより国のことを思うこと」を約束させたことは、行動規範としてとても大切なことですね。

また、義勇軍として、劉焉軍に参加した際に、実績のない劉備軍はすぐに挙兵すべきだと説いたのも、思慮深い関羽らしさですね。

張世平に学ぶ

ほとんど素通りしそうですが、「張世平」という豪商が登場します。

劉備は挙兵に際して、馬が必要だったが、お金がないため買えませんでした。

しかし、この商人は劉備たちの姿を見て必ず大志を成すと判断し、馬とお金を差し出します。

この豪商から、人を見る目の大切さを学びます。

朱儁に学ぶ

官軍の朱儁将軍。狭量で自分の手柄だけを欲する人物で、そういう人が上の立場にいると、多くの人の行動の足かせになるということを学べます。

また自分の利益のためなら手段を厭わないという点からも反面教師として学べることがありますね。

董卓に学ぶ

義勇軍として活躍して帰還した劉備たちが、どの部隊にも所属していないと知ると、董卓は急に劉備に対する扱いがぞんざいになります。

このことから、権威、官職を重んじる人、媚びる人もいることを知ることができます。

現代社会でもブランドや役職などの権威を重視する人もいますから、なかなか身につまされる思いにもなりますね。

雑兵として軽く扱われ、ちゃんと手柄を認めてもらえなかったことに対する張飛の怒りと涙が印象的です。

まとめ

第一巻では、桃園の誓いから見るように、『志を高く持つことの大切さ』を学びました。

高い志が人を惹きつけるのですね。

劉備の誠実さ、親を想う気持ち、劉備の母親が子を想う気持ちと、子が大成するために敢えて厳しく接するところなども心を打たれます。

(三国志に学ぶ人生訓)

(次の巻)漢室の風雲(2)

このページはあくまで、漫画・三国志の一部の個人的な感想です。

実際にじっくり読んで、三国志の世界に触れることをオススメします。

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にちこれブログについて

にちこれブログを書いている人

筆者:40代男 一児の父

居住:福岡県

20代前半にアジア一人旅(4ヶ月)をしました。その時滞在した国は11カ国。その後、2001年から海外移住(タイ)生活を3年半ほど経験。伸び盛りのアジアの国々を肌で体感しました。ウェブのことは2001年から友人のドイツ人の家に入り浸って習得。趣味はテニスです。

ITを使った在宅ワーク(物販・コンテンツ制作・ITサポート)を始めて10年以上になります。

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