留学の目的は明確な方がいいのか?滞在3年半の経験者の意見

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いつもお越しいただきありがとうございます。

今回は『留学の目的』について考えてみたいと思います。

私も若かりし頃(20代)に留学したことがあります。

20代中盤でしたから、感覚的には『ワーキングホリデー』に近い感じです。

帰国してもう10年以上が過ぎているので、今となっては懐かしい思い出でしかありません。

渡航先は、非英語圏。アジアの国。3年半ほど滞在しました。

以下、私の経験したことを元に、留学について書いてみました。

留学の目的と動機

留学の目的

私が留学しようと考えた理由は以下のとおり。

  • アジアがこれから益々盛り上がると感じていたので、それを肌で感じたかったから。
  • とにかく、海外で生活してみたかったから。
  • 語学を習得したかったから。
  • 自分に自信をつけたかったから(それまでは全く自分に自信がありませんでした)
  • 若気の至り(今の年齢だったら絶対にやらないな・・・)

アジアの国にしたのは、自分で貯金して用意したお金では、ヨーロッパやアメリカで生活するには無理だったというのもあります・・。

まあ、ぶっちゃけ、物価が欧米よりも安かったことが大きいですね。

現地では、語学学校に通いました。

渡航先の語学学校には、関東の有名大学からも何人も留学生が来ていましたし、一度離職して留学を決断した社会人も多くいて、よく一緒に飲みに言ったり、馬鹿話に花を咲かせていました。

海外で暮らすと、日本人同士の連帯感が生まれやすいようにも思いました(これは国によっても違うかもしれませんが)。

また、語学学校で知り合ったドイツ人の家に入り浸り、英語でウェブのことを教えてもらっていました。それが今でも活きています。

そもそも彼の家には外国人が次から次へとやってくるので、本当に様々な国の人と交流させてもらいました。

本当にこれぞ正に『ザ・国際交流』のような空間でした。

英語の勉強にも最適な場所でしたが、本当に下手だったので、いつも伝わらなくて悔しい思いをしていました。こういう経験も良かったと思います。

外国人

滞在期間と気持ちの変化

海外滞在が長くなると段々気持ちに変化が出てきます。

以下、3年半の間の私の気持ちの変化です。もしあなたが留学を考えている方なら、参考までに。

  • 1年目 楽しい。何もかもが目新しくて、新鮮。
  • 2年目 まだまだ楽しいけど、悪いところも見えてきた。
  • 3年目 楽しいけど、苦しい。将来のことも考えなければ・・・。

1年目はとにかく楽しかった。何をやっても楽しい。

2年目は段々慣れてきて、嫌なところも見えてきます。

3年目は今後の日本での暮らしを考えて、ジレンマとの戦いに苦しんだ年でした。

まあ、もっと長く住むと達観してくる方もおられるんだろうなとは思いますが、私はまだ20代だったので、人生を達観できるような気持ちの余裕はありませんでしたし、将来が不安でした。

滞在の途中、上記以外にも『お金の心配』なども現実問題としてありました。

日本である程度お金は貯めていたものの、段々減ってきていたので心労の種のひとつでした。

出費減らす

このように、海外で暮らすことは、実はいいことばかりではなくて、特に滞在が長くなると、いろんなことを考えるようになります。

  • 『このままこんな暮らしをしていていいのか?』
  • 『まだ20代なので日本に帰ればまだ再就職は可能だろう』
  • 日本人としてのアイデンティティを強く意識するようになる。

など色んな悩みが顔を覗かせていました。

そういう経験も今では良い思い出です。

ちなみにホームシックだけは、幸いにも一度もかかりませんでした。

帰国後の生活

私は最終的には、3年半ほど滞在して帰国しました。

日本に帰ると、文字通り、『浦島太郎』のようでした(笑)

日本に帰っても、しばらく現地語が抜けないし、英語と日本語もミックスして頭がゴチャゴチャしていました。

それに急に日本語オンリーの土地に戻ったのですから、逆にそれが違和感でした。

3年以上も滞在していると、現地の生活リズムが抜けなくて、日本社会に復帰する際に、本当に苦労しました。

日本の話題にも当然ついていけません。

それでも帰国後すぐに、いざ、仕事しようと思って就職活動を開始。

ドイツ人の友人から学んだことを活かして、無事ウェブ関係の仕事に就いたのですが、時間の感覚も違うし、日本の生真面目過ぎる仕事に対する姿勢についていけずに、すぐに離職してしまいました。何かあの時は辛かったな・・・。

その後も、生活を立て直すために、様々な努力をして、何とか難局を乗り切りました。

日本の企業と留学後の就職について

留学後の就職

残念なことに日本の企業では海外で何をしてきたのか?という部分ばかりに焦点が当たり過ぎているようにも思います。

留学経験が就職活動に有利になるかどうかは、上手にプレゼンできるかどうかにかかっているような気がしなくもないです。

目に見えない経験というのも、実は本当は大事な部分だったりするようにも思うんですけど、それを見つけて活かせる人事担当者がいるかどうかというのも大事なような気がします。

私の場合は、帰国後に就職・転職サイトに登録したら、海外経験から、中国や海外の工場勤務などのオファーは沢山来ましたが、もう日本で暮らす予定だったので、そういうオファーはすべて断りました。

無目的での留学について

確かに目的がない状態で留学しても大して良い経験にならないというのもわからなくもないです。

特に以下の様な人。

  • せっかく海外に滞在しているのに、現地の言葉を全く勉強しない人。
  • 日本人ばかりと関わり、現地の人や外国人と全く関わりを持たない人。

個人的には、やっぱり、海外に行けば、その国の人たちと交流することが大切だと私は思います。

また、行先の国でどんなことが学べるか、学びたいかということを明確にしておいた方が良いように思います。

それに、留学後の仕事の可能性、どんな仕事に就きたいかなどについても考えておいた方が良いでしょう。

まとめ

まとめ

私も男の子の父親になりますが、『将来息子に留学させたいか?』と聞かれたら『本人が行きたいなら、行かせる』と答えると思います。

まあ、母親がどう言うかはわかりませんが。

というのも、やっぱり何だかんだ言って、海外は日本に住んでいるよりも、治安が悪かったり、食事や言葉などの壁などあり、暮らしにくい部分も多かったりするわけです。

それに、自分で自分の身を守る手段を考えなくてはいけません。

また、様々な国の人たちの考え方を学んだり、全く価値観が違うことを実感できるのはやっぱり肌で体感するしかないと思うんです。

いくらインターネットが発達しても、実際に体験することはできないですからね。

『留学の目的』うんぬんも大切ですが、海外に住む醍醐味はやっぱり『違いを体感する』ことだと思うんです。

韓国人の友人が自宅に来た時に、冷蔵庫を勝手に開けて、私が楽しみにしていたプリンを食べていた時にはびっくりしました。

もう一度言います。私が楽しみにしていたプリンを食べた(笑)んです。

ちっちゃいなこの人と思わないでください 🙂

何で断りもなく人ものを食べるんだよ!』と言ったら、『韓国では友達になって家に行ったら、普通に人の冷蔵庫開けて食べるよ』との答えが。

これが他の韓国人に当てはまるかはよくわかりません・・。ただただ、驚きました。

カルチャーショックというやつですね。

また、難しい環境で生きることでサバイバル能力も高まります。

日本人はもっとレールから飛び出す勇気もあっていいのかなと思うところもあります。

特に、今後、年金も出るか出ないかどうかわからない世の中になるので、多少なりともサバイバル能力を身につけた方が良いように思います。

すみません、脱線してしまいました。

『留学』は目的があるに越したことがないですが、目的がなくても『学ぶ意識・気持ち』があればいろんなことを吸収して人生にとって有意義な時間になるのではないかと、私の個人的に経験から思います。

沢山書きましたが、やっぱりこればかりは経験してみないとわからないことなので、どうしても海外に行きたいんだ!という情熱がある方は、『鉄は熱いうちに打て』というように、行動に移すしかないですよ。

人生長いので数年間ほどブランクがあっても取り返すことは十分可能です。

それに、その経験はきっとどこかで活きてくると思います。

以上、留学の目的についてでした。

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筆者:40代男 一児の父

居住:福岡県

20代前半にアジア一人旅(4ヶ月)をしました。その時滞在した国は11カ国。その後、2001年から海外移住(タイ)生活を3年半ほど経験。伸び盛りのアジアの国々を肌で体感しました。ウェブのことは2001年から友人のドイツ人の家に入り浸って習得。趣味はテニスです。

ITを使った在宅ワーク(物販・コンテンツ制作・ITサポート)を始めて10年以上になります。

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