九州・熊本で震度7の地震 改めて活断層などを確認

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2016年4月14日21時26分ごろに熊本地方を震源とした地震が発生しました。

最大震度は7。

(本震は4/15のマグニチュード7.3と報道がありました。)

福岡・太宰府でも比較的、大きな揺れを感じました。

急に携帯電話が『キュインキュイン』と鳴り出して、何事か?と数秒間思った後に、地震だとわかり、身構えました。

緊急地震速報が鳴ってから、何秒か時間が経った後に揺れが始まりました。

どうして良いのかわからずに、ただしゃがみ込んで揺れが収まるのを待ちました。

その後も、何度も余震が発生。寝ている時も比較的大きな地震がありました。

震源地の熊本県では被害も大きく、眠れない夜を過ごされたのではないかと思います。

正直なところ、私個人的には、九州では大して大きな地震がないという思い込みがありました。

実際に10数年前の福岡西方沖地震から随分時間も経っていますし、あんまり地震に関して真剣に考えていなかった部分もあったのですが、今回改めて、いつどこで、地震があってもおかしくないということを実感しました。

九州の活断層

テレビに出演された地震学者の話では、九州には少なくとも分かっているだけで、27の活断層があるそうです。

今回の熊本で発生した地震は『布田川断層帯』で起きた地震で、この断層を本州までずっと伸ばしていくと、愛媛の伊方原発付近を通って、長野県まで続く、大断層の『中央構造線』の一部だそうです。

益城町はちょうど今回の『布田川断層帯』の真上にあるために、局地的に大きな揺れになったようです。

※その後、一時、その下の日奈久断層に震源が移ったと報道がありました。

東日本大震災の後に比較的、熊本県あたりに地震が多かったのは、もしかしたら、この中央構造線のためかな?と素人考えで個人的に思っていました。

また、今回は震源地が浅かったために、大きな揺れになったようです。それに、震源が浅いと、余震が多くなるそうです。

今回の地震発生前の、布田川断層帯の『今後30年間に起こる地震の確率』は6%程度だったようです。

また、阪神淡路大震災の時の『今後30年間に起こる地震の確率』は8%程度だったようです。

一般的に、10%以下だと確率は低いように感じますが、地震調査研究推進本部のホームページによると、3%以上の場合は、『確率は高いグループ』に属するようです。

しかも、全国にはまだ見つかっていない断層も多数あるようなので、どこの活断層がずれて地震を引き起こすかは、未知の部分もあるようです。

それに、今後の火山活動のことなども気になるところではあります。

(2016年4月21日追記)

1889年(明治22年)にも熊本で直下型の地震が起きていたようです。

この当時はマグニチュードという値はもちろんなかったようですが、今の値でいくとおよそM6.3程の地震だったようです。

参考資料(PDF):熊本地震(1889年)について

福岡で以前どんな地震があったかを調べていたら、明治22年に大牟田の三池炭鉱で地震の被害があったという記事を見つけたので、詳しく調べてみると、その震源地が熊本市だったという上記の情報に行き着きました。




福岡の活断層

福岡県でも、2005年に福岡西方沖地震により、大きな被害が出ました。

この時の地震は博多湾から筑紫野市あたりまで伸びている『警固断層』がずれたことにより発生した地震でした。

この時は、震源地が海底だったので、被害は比較的軽微でしたが、次に予想されている地震はまだ活断層が動いていない内陸部のようです。

心の中で、まさか次は来ないよねと思っている自分が怖いです。

やはり日本全国、どこで地震が起きても不思議はないと思います。

ちなみに、地元の太宰府の一部は警固断層に掛かっており、もし仮に、震源がその付近だと大きな揺れに見舞われるかもしれません。

以下の図を見ると、警固断層は福岡市の中央区、南区、春日市、大野城市を通り、太宰府市と筑紫野市にまたがっています。

活断層

※太宰府市ハザードマップより引用

あまり恐れ過ぎてもいけませんが、日頃から少し気にかけておいた方が良いかも知れませんね。

まとめ

今回の地震で被害に遭われた方のご冥福をお祈りするとともに、倒壊した家屋などの、いち早い復旧を願います。

今回、あまり地震がないと思われていた九州でも大きな地震がありました。

日本全国どこでも地震が起こるという自覚を持ち、普段から防災の備えをしておくことが大切ですね。

(追記)

4月16日の1時25分頃に本震と思われる地震が熊本で発生しました。

こちら福岡ではこの時の地震の方が強い揺れを感じ、また、長い揺れでした。

私の住む地域では震度5弱ほどだったようです。

余震も増えて、緊急地震速報が何度も鳴り、眠っては揺れて、びっくりして起き上がるの繰り返しで、あんまり熟睡できませんでした。

特に熊本地方では、これだけ頻繁に揺れると、いくら耐震性のある建物でも段々弱ってくるのではないかと心配です。

また、震源が、阿蘇周辺もしくは、大分方面に移動しているのが気になります。

地震の予兆など

(追記)

今思えば、いくつか予兆のようなものもあった気もしています。

1.東日本大震災後に、結構マメに地震速報を見るようにしていたのですが、大きくはないものの、ここ数年、熊本震源の地震が結構増えていたように思います。

2.確か1年半ほど前だったか、有明海でイカが大量で面白いようにとれるという記事を読んだことがあります。これは予兆だったかどうか不明です。

3.それから個人的には、今週の4/10(日)に趣味のテニスをしていた際に、太陽にアーク(環天頂アーク)が出ていたので、何かあるのかな?とみんなと話していました(地震に関係があるかどうかは眉唾ですが)。

これ以上被害が大きくならないことを切に願います。

これだけ地震が続くと、次に何が起こるか予想がつかないので、食糧や水の備蓄などもしておいた方が良いと思いましたし、日頃から防災意識を高めておかなければならないと強く思いました。

全国には活断層が多数存在しているそうです。

その中でもまだ発見されていないものも多いそうで、全国どこで同じような地震起こるかわからないですね。

ハザードマップを準備している自治体も多いので、是非一度ご自宅の地域のハザードマップを確認されることをオススメします。

警固断層の詳細な場所を調べてみました

(2016年4月27日追記)

自宅の資料を整理していたら、平成7~8年調査の『都市圏活断層図』というものがありました。

正直、上記の太宰府市ハザードマップでは具体的な場所がわかりにくいですが、下記のものはより詳しく掲載されています(ただし20年ほど前の資料になるので参考までに)。

一部掲載します。

警固断層01警固断層02警固断層03警固断層04警固断層05

上記の地図を見る限り、警固断層は博多港から内陸に伸び、大名一丁目あたりを通り、高宮駅、大橋駅など西鉄沿線沿いを通っているように見えます。

また、春日市あたりでは、陸上自衛隊・航空自衛隊・春日公園沿いの、いわゆる国道五号線付近を通り、大野城市の上大利付近まで伸びています。

また、それから急に少し離れて、太宰府市向佐野付近を通っています。筑紫野は紙面の関係上記載がありません。

詳細を見てみると、公共の交通機関(西鉄電車)や国道沿いにも活断層があるようです。

最新の情報を知りたい方は、『都市圏活断層図』の最新版などをご確認ください。

福岡県の地震に対する備え

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にちこれブログについて

にちこれブログを書いている人

筆者:40代男 一児の父

居住:福岡県

20代前半にアジア一人旅(4ヶ月)をしました。その時滞在した国は11カ国。その後、2001年から海外移住(タイ)生活を3年半ほど経験。伸び盛りのアジアの国々を肌で体感しました。ウェブのことは2001年から友人のドイツ人の家に入り浸って習得。趣味はテニスです。

ITを使った在宅ワーク(物販・コンテンツ制作・ITサポート)を始めて10年以上になります。

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