太宰府の観世音寺 日本最古の梵鐘(国宝)や由来

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今回は、太宰府にある観世音寺という古いお寺について。

私もこれまで、何度かこのお寺を訪れたことがあります。

夏に訪れた際は、周囲に覆われた木のお陰で、何かひんやりして涼しかったです。

また、大晦日にも訪れたのですが、右奥にある国宝の梵鐘の鐘を打つことができるようで、多くの人が列をなしていました。

観世音寺は、『府の大寺(たいじ)』と呼ばれていたそうです。

観世音寺の境内の説明の看板には、観世音寺の建立の理由として、以下のように書かれています。

百済を援ける(たすける)ために九州に下った斉明天皇が朝倉橘広庭宮(あさくらのたちばなのひろにわのみや)で亡くなり(661年)、子である天智天皇が母の菩提を弔うために観世音寺の建立を発願した。

とあります。
簡単に言うと、斉明天皇という方は、日本の歴史の授業でも教わる、『推古天皇』のから一代おいて即位した女帝で、当時、朝鮮半島は三国時代(高句麗・新羅・百済)で、百済は高句麗に対抗するために日本と通じていたそうです。

斉明天皇はその百済を援けるために、福岡の朝倉にやってきたのですが、661年に亡くなってしまった(崩御)ために、天智天皇が弔いのためにこの観世音寺を建てたということですね。

また、このお寺はそれから実に80年以上のちの天平18年(746)に完成したそうです。
昔は、五重塔などもあったようですが、台風や焼失してしまい、現在の金堂や講堂は江戸期に入って黒田藩主が再建したそうです。

↓平安時代の観世音寺の様子を描いた室町時代の絵(観世音寺蔵)

現在の様子とは全然違いますね。

当時は随分栄華を誇っていたことが、絵からも伺えます。

こんな世界にタイムスリップして行ってみたいですね。

右奥にある宝蔵にはまだ行ったことがないですが、当時の仏像や狛犬、舞楽面などが納められているそうです。

観世音寺は梵鐘が有名で、京都の妙心寺の梵鐘と共に、日本最古の鐘と考えられています。

国宝の梵鐘です。

観世音寺の境内の様子

駐車場

観世音寺には表に無料の駐車場もあります。

とにかく、私はこの場所の歴史の重みを感じる雰囲気が好きです。

春夏秋冬・様々な太宰府の景色が楽しめるので、周囲を散歩されるのも良いと思います。

観世音寺


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にちこれブログについて

にちこれブログを書いている人

筆者:40代男 一児の父

居住:福岡県

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